
壁紙の「量産品」と「1000番台」って何が違うの?
壁紙の見積書やカタログでよく見かける「量産品」と「1000番台」。
名前は聞いたことがあっても、具体的にどう違うのか?価格?品質?見た目?
今回は、実際に現場で使われているプロ目線から、その違いをわかりやすく解説します。
量産品(スタンダードクロス)とは?
コスト重視のベーシック壁紙
量産品とは、大量に生産されているコストパフォーマンス重視の壁紙です。
建売住宅や賃貸住宅、新築戸建ての標準仕様としてよく使われます。
特徴まとめ
- 主に白系のシンプルな柄が多い
- 薄手で軽く、施工性が良い
- 材料価格が安く、施工費込みでお得感あり
- 耐久性・機能性はやや控えめ(商品による)
1000番台クロス(ハイグレードクロス)とは?
デザイン性・機能性に優れた壁紙
1000番台クロスは、インテリアの主役になるデザイン性の高い壁紙。
カラーバリエーションやテクスチャ、機能性など、選択肢が圧倒的に豊富です。
特徴まとめ
- 木目調・織物調・石目調など素材感のある仕上がり
- 防カビ・消臭・表面強化などの高機能商品が豊富
- 耐久性が高く、長期間きれいに保てる
- 材料費はやや高めだが、仕上がりの満足度は◎
価格差はどれくらい?【目安比較】
項目 | 量産品 | 1000番台 |
---|---|---|
材料費 | 約300~500円/m² | 約800~1,200円/m² |
デザイン | シンプルな白系が中心 | 多彩な色・柄・質感 |
耐久性 | 普通(7~10年程度) | 高め(10~15年程度) |
用途 | 賃貸、寝室、トイレなど | リビング、子ども部屋、店舗など |
※価格は目安で、施工費・下地補修などにより変動します。
どっちを選べばいい?プロのおすすめポイント
量産品がおすすめなケース
- できるだけコストを抑えたい
- トイレや洗面所など小スペース
- 白を基調にしたシンプルな空間にしたい
1000番台がおすすめなケース
- リビングや玄関など「見せる場所」
- 子ども部屋など個性を出したい空間
- ペットの引っかき傷・汚れ対策をしたい
まとめ|“貼ってよかった”と思える壁紙選びを
量産品にも1000番台にも、それぞれの良さがあります。
大切なのは、空間の用途やご家族の暮らし方に合わせて選ぶこと。
Restyle Homeでは、ご予算やご希望に応じてベストなご提案をさせていただきます。