
今回ご紹介するのは、福岡市内のマンションで行った原状回復工事の事例です。
オーナー様からいただいたご要望は、ひとつ。
「予算を抑えつつ、必要最低限の箇所をしっかりと直してほしい」
原状回復というと「とにかく全部を新品に交換する」というイメージを持たれがちですが、それでは費用がかさんでしまいます。
大切なのは、傷んでいて直すべき箇所と、まだ十分に活かせる箇所を見極めること。
今回はその見極めを丁寧に行い、限られた予算の中で「次に入居される方が気持ちよく新生活を始められる住まい」に仕上げました。施工のポイントを順にご紹介します。
1. 窓枠 ― 雨で傷んだ下枠を「交換」ではなく「再生」で
今回いちばん工夫を凝らしたのが、窓まわりです。
雨の吹き込みによって、窓の下枠(木部)が表面からボロボロに傷んでいました。

通常であれば枠ごと交換するところですが、それでは費用が大きくなってしまいます。
そこで今回は、傷んだ部分に薄いベニヤを当て、その上から化粧シートを貼るという方法を採用。
下地から整えたうえで仕上げることで、新品同様の見た目によみがえらせました。

「交換ありき」で考えず、再生という選択肢を持つことで、仕上がりの質を保ちながら費用を抑えられた一例です。
2. クロス(壁紙)― 「張替え」と「洗浄」を使い分けて費用を最適化
壁紙は、お部屋全体のおよそ半分を張替え、残りの部分は専用のクロス洗浄で対応しました。
汚れや傷みが目立つ箇所はしっかり張替え、まだ十分にきれいに使える箇所はクリーニングでよみがえらせる ― この使い分けによって、全面張替えに比べて費用を抑えながら、室内全体を清潔感のある状態に整えています。


北面のカビが生えた壁紙は、キレイな部屋に生まれ変わりました。
3. フローリング ― 傷んだ玄関まわりだけをピンポイント補修
玄関付近の床は、電気温水器からの水漏れによって一部が傷んでいました。

床は全面を張り替えると大きな費用がかかりますが、今回は傷んでいた玄関まわりのみをピンポイントで張替え。既存の床となじむよう仕上げました。

4. 水回り ― トイレ・洗面所のクッションフロアを一新
毎日使う水回りは、清潔感が第一。トイレと洗面所のクッションフロアを張替えました。



あわせて、洗面化粧台の電球交換など細かな部分も対応。明るく気持ちよく使える状態に整えました。
5. 畳 ― 表替えでさっぱりと
和室の畳は、新調ではなく表替えで対応。傷んでいた表面を張り替えることで、費用を抑えながら、青々とした清々しい和室によみがえりました。


今回のこだわり
すべてを新品に交換すれば、確かにきれいにはなります。しかしそれでは予算が大きくふくらんでしまい、オーナー様のご要望にはお応えできません。
リスタイルホームが大切にしているのは、「どこを直し、どこを活かすか」の見極めです。
- 傷みが大きく、直すべき箇所 → しっかり張替え・補修
- まだ十分に使える箇所 → 洗浄・表替え・再生で対応
この一つひとつの判断を積み重ねることで、限られた予算の中でも、住まい全体の質を落とさずに仕上げることができました。
新しく入居される方が、気持ちよく新生活をスタートできる住まいに ― そんな思いを込めて、今回の工事を進めさせていただきました。
マンションの原状回復工事はリスタイルホームへ
福岡市を中心に、マンション・戸建ての原状回復、クロス(壁紙)張替え、クッションフロア・床の補修などを承っております。
「予算を抑えつつ、必要な箇所はしっかり直したい」 そんなご相談こそ、私たちの得意とするところです。
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